めちゃくちゃ良かったこの本。出版業界のサバイバル術だったわ〜。なんてかっこいいんでしょ!
新入り時代〜編集長になるまでのエッセイで、前半はめちゃ過酷で激務。
(私はこんな働き方をしたことないし絶対したくないと思ってたけど、かっこいいなと思った。)
仕事行く前にこの本読むと、めっちゃ高まる!頑張るぞ〜〜って。
特に雑誌好きな人は、制作のリアルな現場を知ることができて読み応えあると思います。
(この本読んで、コピーとか構成とか見るのがさらに楽しくなった。プロって本当すごい)
雑誌作りって憧れる職業やけど、こんなに大変なら見る側でいるのが良いや・・笑
内容としては、雑誌の作り方/ 編集の仕事に向いてる人・資質/ 働く中で感じた大きな満足感・達成感/ 全然うまく書けなかったライター時代/ 編集者は体力がいる/ ターゲット層の決め方 /読者とのつながりを大事にしたことなどなど。
巻末には「実践編」として行動の起こし方についても書かれています。
気に入ったところを一部引用。
・「まだないもの」「足りていない部分」「困っていること」にはいつだって(ビジネス)チャンスが潜んでいます
・素晴らしい雑誌というのは、人を育てる力がある
・「やらされる」くらいならその仕事のおもしろい部分を見つけてワクワクしてやりたい。
・「ベストセラーよりロングセラー」が合言葉でした。
・そもそもなぜ自分は働くのか、どういう働き方をしたいのか、どういう働き方をしていると自分はたのしくて幸福なのか。
・なんとおもしろいことが人生には起こるのだろう
・わたしたちは「できるか・できないか」でなく「やるか・やらないか」の世界に住んでいる
・運は重要。運のいい人にあう、運が上がるようなお店にいいく、気のいい場所を訪れる、エネルギーの高いものを食べる、いいことを発言する、良質なものをみる、いつもよく笑う、自分のいる場所をいつも整理整頓し気持ちのよい状態にする、いつもわくわくしている、自分自身を浄化し、高い健康状態を保つ。