アンダーグラウンド / 約束された場所で

いつもデータ収集はハテブのホットエントリーを見てるねんけど、「村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト」の記事がよく上がってて村上春樹に興味津々。(海辺のカフカくらいしか読んだことない。)

ブックオフでよく時間つぶすとかw、奥さんとの関係だったり。

その中で、自分自身の作品を読んで泣くことがあるか?といった質問で、
僕は自分の書いたものを読んで泣くことってまずないんですが、
『アンダーグラウンド』だけはいつ読んでも思わずどこかで涙が出てきます。
」というのを見て借りてみました。

アンダーグラウンド
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地下鉄サリン事件の関係者(主に被害者とその家族)にインタビューして、本当は何が起こっていたのかを探るノンフィクション。
村上春樹は、被害者側/加害者側 どちらの立場ということはなくて、あくまでニュートラルである前提で。

私の記憶のなかでこの事件が起きた当時は子供で、遠く離れたところの事件やから「へぇ怖いな〜・・」くらいしか思ってなかった気がする。今でも後遺症に苦しんでる人がいて、何千人っていう被害に遭った人それぞれにストーリーがあることなんてこの本読むまで全然わかってなかった。

なんでこんなことになってしまったんだろう、どうにかできなかったんだろうか、ウーンウーンと思いながら読んでました。中盤のあたりの、妹さんを何とか助けようとしているお兄さんの話し、あまりに悲しかった。
植物状態になってしまった妹さんに、"いっそ死んでくれたら良かったのに"と家族の方が放った言葉が悲しすぎるけど、そんな言葉がでてきても仕方がないような状況で泣かずにはいられませんでした。

TVで流れているニュース一つ一つの受け止め方が変わりそうで、読んで本当によかった。

以下、気になった部分を抜粋。

夫を亡くした奥さん:
「新聞とかに私のことが載っているのを読んでも、肝心なことは何も書いていない。テレビも真実を伝えてくれないんだもの。」
「坂本弁護士失踪した時に本腰を入れて操作をしていれば地下鉄サリン事件だって起きずこんなにたくさんの犠牲者を出さなくて済んだはず。私はそれが言いたかったのに全部カットされてしまいました。どうしてかって訊くと、圧力がかかるからだって。」

「報道だってね、犠牲者がそこでどんな風に苦しんで死んでいったかなんてちっとも報道してはくれませんよね。だから、普通にぽっくりといっちゃったんだろうっていう感覚でいる人も世間には多いんじゃないですか。私だって、検察庁に行って初めて主人がものすごく苦しんだ末に死んだんだという事実を知ったんです。私はみんなに、もっと本当のことを知ってもらいたいって思います。どんなにつらいことだったかわかってもらえない。どんな無念さで・・というようなことを。やはり結局は他人ごとになってしまうんですね。」

この後の子供の話しとか、旦那さんを思い出せなくなってきちゃう話し、悲しすぎた・・・。

村上春樹の言葉。
「あなたが今持っている物語は、本当にあなたの物語なのだろうか?あなたの見ている夢は本当にあなたの夢なのだろうか?それはいつかとんでもない悪夢に転換していくかもしれない誰か別の人間の夢ではないのか?私たちがオウム真理教と地下鉄サリン事件に対して不思議な後味の悪さを捨てきれいないでいるのは、実はそのような無意識の疑問が、本当は解消されていないからではないのだろうか?私にはそう思えてならないのだ。」


■続編:約束された場所でーアンダーグラウンド2
アンダーグラウンドを読んで、オウム=絶対悪という印象がついたけど、この続編を見てその捉え方が果たして正解なのか疑問に思えてくる。

例えば、障害を持つ弟を持つ兄が入団した理由で、弟がいつかは幸せになれると信じていたのにその時を迎えることなく若くして亡くなって、善悪がなんなのかわからなくなり生きる目的を失っていたけど、ようやく見つけた希望がオウムであったり。

村上春樹の言葉。
「カルト宗教に意味を求める人々の大半は、べつに異常な人々ではない。落ちこぼれでもなければ風変わりな人でもない。彼らは少しばかりまじめにものを考えすぎるかもしれない、心に少しばかり傷を負っているかもしれない。まわりの人達と心をうまく通じ合わせることができなくて、いくらか悩んでいるかもしれない。自己表現の手段をうまく見つけることができなくて、プライドとコンプレックスのあいだを激しく行き来しているかもしれない。それは私であるかもしれないし、あなたであるかもしれない。私たちの日常生活と、危険性をはらんだカルト宗教を隔てている一枚の壁は我々が想像しているよりも遥かに薄ッぺらなものであるかもしれないのだ。」

〜どこかで致命的なボタンの掛け違えが始まる。現実の相が少しずつ歪み始める。約束されたはずの場所は、ふと気がついたときには、もはや自分が求めていたものではない場所に変わってしまっている。~
〜生きる意味と死ぬ意味を追い求めて入信したはずが、自分が知らないところで組織が最悪な方向へ壊れていった。〜

最終的には恐ろしい事件を引き起こして、悪魔のような団体になったけど、多くの人が入信したきっかけは、現実世界になじめなかったとか、虚無感から抜け出 せなかったとか、体が弱いとか、生と死に興味をもったとか、誰もが一度は考えたことのあるような理由。カルトとされてるけど、所属していた人の話しを聞くと、あくまでいち宗教団体であったんかなって。

・・偏見はやわらいだけど、やっぱり愛する人たちには壊れる要素を含む宗教に答えを求めてほしくないって思う。


 

小川 糸「リボン」

小川 糸「リボン

表紙が可愛くて気になってて、買ってみました。

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小説を、前情報なしで買うのは初めてかも…
これがまた、すっごく素敵な内容で出会えて良かったーー
こんなに素晴らしい出会いがあるなら、またジャケ買いしてみようかな?

1匹の鳥が繋ぐものがたり。
立ち読みしたときは、ほんわかした内容と思ってたけど大間違いでした。

穏やかで心が温まる1話目が終わって、2話目に入るとがらりと言葉の雰囲気までも変わって辛い現実の世界に切り替わる。電車で「これ、あかんやつ!」とバタンと本を閉じて家で涙ながらに読みました。

何話か入っているので色々な雰囲気のストーリーが楽しめます。

最後のお話しもよかったなぁ、、大人になって生きづらくなって自信もなくしてしまうけど、導かれるように素敵な出来事があってまた前を向いていく感じ、好き。

特に、女の人におすすめです!これ読んでいるあいだ素敵なひとときが過ごせた〜❤️

使った栞が、同じく鳥♪
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ネイルシールがこのデザインに合う!♡
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梨花本♡

この本、ものすごくよかった!!ずっと大事にしたい本。

MY NAME IS...RINKA
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梨花見てると、安心する。
モデルもreefurも今大成功してて凄いのに、本人のキャラクターは全然変わらず愛くるしくて。

TVでも本人が言ってたけど、「好きなことに出会えるってすごいこと!」って言ってて、ほんとそうだと思った。
「やりたいことを見つける」だと凄く難しいけど、視点を変えて「好きなことを見つける」だととても楽しい。
以下、本より抜粋。

「好きなことに出会ってさえいれば、これ以上の幸せはないと思う。人をうらやむこともないし、道をはずれることもない。
これまで私が生きてきて、それがそんなに簡単なことじゃないと知ったから。息子にも、それだけを望んでいます。本当に好きなことに出会えるといいね。」

「エネルギーをかければかけるほどいい結果になる。と、信じてる。このくらい稼ぎたい、とか数字のことを考えた瞬間、私の運勢は下がると思ってるの。まっすぐな気持ちが一番強い。すべて惜しまず出しきること。」

「本当に変わりたいのなら徹底的な断捨離。絶対に必要なものだけを残す。新しい物を100入れるには100捨てなきゃダメなの。50捨てても50しかはいってこない。」



 

最近買った本

彩りの海
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以前に「夢色の海」を記事に買いたけど、そのときより鮮やかさが増した新作。
夢色の海は、ぼやぁっとした夢のような気持ちなれて、今回はうっとりしつつ心が元気になるような内容!

いつか、部屋に飾りたいな。

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うちの子アクセサリー
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前々から気になってたこのアクセ!本が出たなら買わずにはいられないわ!
いつか作ろうーー

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美女ヂカラ
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本屋で何度か立ち読みしたことはあったけど買わず、今回文庫として新たに発売されてたので買ってみました。
食事、スキンケア、趣味、幅広ーい美容法が載っていて永く参考にできそう。できそうなところからやっていこうと思います。

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今日も一日きみを見てた
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今までの猫エッセイの中で一番好きかも・・・。凄く凄く猫が愛おしくなります。
読みおわったとき、ふと昔の猫を思い出してポロポロ涙が。(文末に悲しい話が出てきたわけじゃないのに^^;)

やっぱり、猫は飼いたいよなぁ。この本読んで、猫を飼うことがどれだけあたたかいか実感。
「ふかふか」っていう表現が好き!
ちなみに著者はもともとどちらかといえば犬派だったらしいので、犬好きの人もぜひ。



 

イニシエーションラブ

図書館で予約してたイニシエーションラブがようやく順番回ってきたので、読みました。(数ヶ月待った・・・)

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噂どおり、凄かった・・!!っていうか、読みおわったあと理解できなくてネットの解説見てよやく理解できた^^;
最初、ミステリーって聞いてたから、主人公の女の子は幽霊なのだろうか・・とか完全に間違ったこと思ってた笑
1日くらいで読めてしまう内容なので、ぜひ。ネタバレは読まないように気をつけてーー。
(ちょうどこれ読んでるときに彼氏としょうもない言い合いして「今日はもう話さんぞ!」と思ってたのに、読み終えたときあまりの衝撃に興奮してつい話しかけてしまったわ。。。)


一個、ネタバレと全然関係ないところでグッときたところを紹介。

初めてできた彼女をとても大切にしていたのに、あることをきっかけにギクシャクしている男性がいて、
その男性に想いを寄せている別の女性の語りが凄い交渉力・・。
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男性「今はお互い辛い状況になっているが、だからこそその壁を乗り越えていかなくてはならないと思う。
辛いから別れようなどと考えるのは安直で、考えたくもない。」

女性「考えを変えるってことがすべて悪いことだ、っていうのは言えないと思う。
だってもし最初に考えていたことが間違っていた場合にはそれを貫き通すのって
まわりの人にとっても迷惑になるだけじゃない。もし途中で間違ってたって気づいた時は
考えを変えることのほうが結果的に正しいことだってある。

大学時代に初めて恋愛して付き合ってた人のこと、別れた後もきっと彼以上に好きになる相手なんて
この先一生現れないって思ってた。でもそれは幼かった私の無知なる思い込みでしかなかったっていうのが
今になってみればわかって。

人間って成長するものだし、そのときに過去の自分を否定することだってあると思うし、それは
許されることだとお思う。自分の言葉に責任を持てるようになるのって本当は何歳なんだろう?
私たちはまだまだ成長するのに、考えを変えないようにするのって成長を無理やり止めようと
することと同じだと思う。一番好きな相手も変わるかもしれないし、今はまだ私たち変わってもいい年齢だと思う。」

こんなこと言われたら、ホロッと気持ち傾いてしまうわなー!

 

【BOOK】屋根ひとつ お茶一杯

屋根ひとつ お茶一杯
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心地よい暮らしを送るのに、広い家は必要ないというお話。

"家が狭い。広い家に住みたい。と不満を述べる人は世の中にたくさんいます。現代社会は、成功者が住むような豪邸をいかにも幸せの代名詞であるかのように評しますが、私たちはそれよりもずっと狭い空間であっても同じくらい幸せに、より自由に過ごせる事に気付いていません"

著者「ドミニック・ローホー」は日本文化も学んでいるので共感しやすい内容でした。
("日本人は家に広さを求めていない、世界でも珍しい美意識を持っている"(もちろん人それぞれですが)ということ前提として。)
 
オスカーワイルドや本田(サッカー)の名言を交えつつ、色々な考え方、生き方が紹介されています。極端すぎる面もあるけど、私もやっぱり広い家が良しと思っていたから新しい視点が参考になった。よくよく考えれば、恋人と住んでプラスアルファ猫と本と音楽があればこの上ない幸せやもんなあ。


以下、気に入ったところ。

・ローンや掃除、光熱費に頭を悩ませるなら、その分狭い家に住んで教養を高めたり、好奇心を満たしたり、自分を豊かにすることに時間を費やせる。

・京都では、何十年も昔の小さな住まいにそのまま住み、鴨川沿いを散歩したり、季節の和菓子を買い求めるために自転車を走らせたり、お茶を楽しんだり、というような贅沢な時間の過ごし方もよく心得ています。いたるところにある神社仏閣を散策し、風を感じ、空の色を眺め、道端の草花を摘み取って家の洗面所に飾る、というような小さな楽しみが見つかります。

・そもそも人間は本来狭いところを居心地よいとする生き物なので、エネルギーの充満も早くなる。

・価値観に流され、虚勢をはっていた自分に気付き、シンプルな生活を送ることで、視界が澄みわたる。

・次世代の若者たちはもしかすると、「芝生とプール付」ではなく、小さな家に家庭菜園、そこで収穫した良質な食材を夕食のお皿に乗せること、そして借金や悩みから解放されて生きることを願うのかもしれません。

・「日常のとるに足らないものごとの中に美を見出し、空間は贅沢とわきまえながら、日本建築が示すのはシンプリシティと謙虚さなのです」

・「日々移ろいゆく人生の中で、変わることのない永遠を眺めているようなものだからと。」

 


【BOOK】脳の強化書

脳の強化書
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著者は14歳の頃に「筋肉を鍛えるように、脳もトレーニングすることが可能だろうか?」と疑問を持ち医学部へ進んだんだそう。そして、一万人近い脳を分析した結果、「チャンスを与えれば脳はいつまでも成長し続ける」という事実がわかったそう。

脳トレって聞くと、ゲームとか老化防止のイメージがあったけど、この本はなりたい自分を手に入れるための「脳トレ」方法が紹介されてます。ワクワクするようなチャレンジも多いので、興味がてら読んでみると楽しいと思います!

例えば、
・休日の行動計画を他人に決めてもらう
・選択肢を3つ考えながら話をする
・大好きなものを10日間絶つ
・植物に話しかけてみる
・寝る前に必ず3つのことを記録する
・創作料理を作ってみる
・自然の音に注意を払う
・自分の顔をデッサンする
・ガイドブックを持たずに旅行へ行く
・あいづちのバリエーションを増やす
・ゲームでわざと負ける

などなど。
66個のトレーニングが紹介されてて、中には「これは無理だな〜」ってのもあるので、できることからやってみたら良いと思います。ゆう★



 

【BOOK】メイソンジャー

メイソンジャーの活用アイデア本。

メイソンジャーを楽しむ100のアイディア
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料理レシピがメインやけど、インテリアとか商品紹介とかこれ一冊でジャーのことは網羅できそう。
何より800円ってのが嬉しい!内容モリモリでデザインも可愛い〜♡

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カラフルなドリンク。
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メイソンジャーは耐熱性なので、私は紅茶+ミントを入れてます。マグカップやタンブラーやと中身あんまり見えへんけど、メイソンジャーなら紅茶の色合いとミントのコラボレーションが楽しめる(笑)量もたっぷり入るし持ち運びもできるしね。なんて便利なんだ!!

インテリアはテラリウムにしたり。
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色々な人の活用法。サラダはあまり美味しくなそうかな、、お皿に移すならいいけど。
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【BOOK】3時のわたし

結構前に出版されたこの本、本屋で再会したらやっぱり手元に置いておきたくなって購入。

三時のわたし / 浅生 ハルミン
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「毎日3時に何してた?」の日記、365日。

可愛らしいイラストと素朴な日記、和む〜♪
猫の登場も多いので、猫好きにも♡

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↓ブックレビュー書くとき、ただの画像じゃ楽しくないから加工してみたけど、わかりにくいからボツ×
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【BOOK】365日

料理家、渡辺 有子さんのフォトエッセイ。

365日
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著者の事は全く知らなかったけど、本を立ち読みして一目惚れ!なんて素敵な日記なんだろう・・・。こんな風に日記を書けていけたらいいなって思う。外で読んでたら、思わず「今すぐ家に帰って掃除して、こんな綺麗な暮らし方をしたい!」と奮い立ちました笑

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